2016.09.30 14:55ということで、栗が好きです。/小坂逸雄 このコラムで記事を書いている大塚智穂さんちに遊びにいくと、智穂さんは栗の渋皮を剥いている最中だった。作業をしているその横で先日の東京国際ブックフェアでのお話や東京で感じたこと、思ったことをブツブツと勝手に話をする。 ボクが話をしている横で智穂さんは相槌を打ちながらせっせと手を動...
2016.09.26 14:55お赤飯/大塚智穂産直に栗が並びだすと買わずにはいられない。栗ごはん、渋皮煮は作らないと気がすまない。今回はお赤飯に栗をのせて蒸し上げることに。お赤飯の準備は前日から。栗は渋皮まで剥いて少量のきび砂糖とお水に漬けて一晩置く。もち米も洗い、茹でたお豆のお汁に一晩漬けておくと、翌朝にはもち米がほんのり...
2016.09.23 14:55機内にて/小坂逸雄電子書籍出版のパートナーであるボイジャーさんからお誘いを受け、東京国際ブックフェア内のボイジャーブースで登壇するという機会をいただき、久しぶりの東京へ。そして久しぶりの飛行機。飛行機に乗ると、いつも池澤夏樹さんの「きみが住む星」の出だしの一節が頭によぎる。「バイバイ」と「やあ」が...
2016.09.21 12:00カンナムスタイルと米軍基地/山本佳奈子 毎日出勤時に通る道沿いに、那覇軍港がある。軍港というからには、米軍が使う港であり、フェンスで囲まれている。そのフェンスにはたまに、沖縄本島内の各基地で開催されるフリーマーケットやビーチパーティー、コミックマーケットなどのポップな垂れ幕広告が下がっていて、いつも気になっていた。米...
2016.09.19 14:50ジェーンとジェームス/大塚智穂先日、来日ツアーでオーストラリアから小豆島へ渡ってくれたジェーンとジェームスに、初めての小豆島を堪能してもらえるようにと、島の食材を使ってとてもシンプルなごはんを作りました。・自家製味噌ときゅうり・小豆島産いちじく・自家製卵豆腐とグリーンレモンオリーブオイル・小豆島産タコの柔らか...
2016.09.16 14:55GENTSUKI/小坂逸雄 地元の人かと思うくらいラフな格好をした金髪の女性がオフィス(坂手港観光案内所の中にある)にやってきて、何やら英語で話しかけてきた。話を聞いてみると原付バイクでやって来たのだけれども、この原付を一晩停めておける場所はないかという質問だった。彼女は原付を「GENTSUKI(ゲンツキ...
2016.09.12 12:05ちょっとしたなにか/大塚智穂私達が移住する4~5年前に、大阪から夫婦で島へ移り住まれた(お父さんが釣りが好きだったから海の近くが良いな!と島暮らしを初めたという、なんともアクティブな夫婦)内野さんに、初めてお会いしたのは6年前。小豆島で行われた「島暮らし体験ツアー」で先輩移住者として交流会で言葉を交わし、帰...
2016.09.11 08:30高松・北浜アリー/平野甲賀 高松港のフェリー桟橋から、歩いていける距離に、その古倉庫群が並んでいた。二年ほど以前にこの場所にきたときは、そのうちの一つの倉庫の二階を改造して、古道具屋と喫茶店をミックスしたような、いまどきの流行りなんだろう、若者好みの店だった。こんなところで商売に成るんだろうかと心配になっ...
2016.09.10 03:05東京国際ブックフェア/小坂逸雄電子書籍制作のパートナーであるボイジャーさんのお誘いで9月23日〜25日に開催される東京国際ブックフェアのボイジャーブースにてプレゼンテーションとトークをさせていただけることになった。登壇するのは9月25日。この件について度々スカイプで小豆島と東京を繋ぎ打合せを重ねている。どんな...
2016.09.05 07:00ナミめし/大塚智穂2015年11月。我が家にワンコがやって来た。野良ワンコ出身の仔犬にナミ(♀)と名付ける。ナミは我が家の一員となり家族になった。ナミの両親は野良ワンコ。なので、血統書はないが立派な野良ワンコということになる。そのせいか、とてもたくましく、なんでも食べた。そのころ干していた干し柿も...
2016.09.01 08:30職業/Nemu Kienzle 娘のりりはスイスの小学校に通う8歳です。スイスでは夏休みが終わると新学年がはじまるので、りりは今年8月から新3年生になります。りりの通う小学校は公立校で、家から歩いて5分のところにあります。スイスの子供達のほとんどは公立校に通います。数少ないけれど、他にインターナショナルスクー...
2016.09.01 08:30僕と落語 -3/蒲敏樹 小豆寄席の日程が5月22日で決まった。会場はサンオリーブ和室を押さえ、チラシの制作も進む。チラシのデザインを担当してくれたのは辰巳君。「ヤーミンジャパン」の名で仕事をする友人であり、誕生日は僕と同じ6月23日である。辰巳君は非常に勉強家で、この寄席のチラシ制作を依頼すると落語関...