2016.11.28 14:50しょうがしょうがしょうが/大塚智穂小豆島の肥土山地区で農薬・化学肥料を使わないで農業をしている「HOME MAKERS」ここ数日は生姜の収穫が最盛期。収穫→洗浄→処理の流れで大量の生姜と戦っていると聞き、数時間ではありますが参戦してきました。私は畑に張ってあるマルチ(マルチとは、畝に被せてあるビニールのカバーで、...
2016.11.25 03:00島のパイセン/小坂逸雄最近、朝によく顔を合わせるおっちゃんは釣りが好きらしく、その日の釣果をたのしそうにお話してくれる。ボクもかつて釣りにハマったクチなので、うらやましそうに聞いていると気持ちが伝わったのか「今度、やりましょう」と誘ってくれた。竿も貸してくれるというし、手ほどきもしてくれるという。あり...
2016.11.21 14:50ごはん/大塚智穂2014年3月に1ヶ月だけ研修生としてお世話になったパン屋さんで知り合ったかんちゃんとたっくん。その後、かんちゃんは島へ移り住み、たっくんは東京でお勤め人となった。2人とも私とひとまわりは離れているのに「ちほさん」といってくれ、たっくんは年に1~2度島へ寄ってくれる。嬉しいことに...
2016.11.17 03:00家出/Nemu Kienzle 小学生の頃、東京世田谷区のマンションに住んでいました。ある日、母に怒られた妹がふてくされて、一澤帆布の赤いショルダーバックにお気に入りの小物やお人形をつめこみ、アパートを飛び出して行きました。母に「早く追っかけて!」と言われ、慌てて飛び出したものの、妹はすでに何処かへ行ってしま...
2016.11.14 13:50みかんみかんみかん/大塚智穂小豆島で初めて冬を迎えた時、枝がしなるほどたわわに実るみかんの木を島中で見かけることができた。さすが瀬戸内の島。柑橘が豊富で、極早生、はるみ、スイートスプリングなどなど、いろいろな種類のみかんが食べられる。島へ来た最初の年は、みかん収穫のお手伝いに行き「鳥がよく食べているみかんの...
2016.11.11 14:55スイッチ/小坂逸雄何かの用事で平野甲賀さん宅に立ち寄ったとき、甲賀さんが制作中の作品に引用した書籍の一節を見せてくれた。読んだことのない本だったけど、その一節は第二次大戦の終戦か開戦か、その頃の体験談らしかった。重苦しい情勢や心境が嫌でも伝わってくる。でもその文章から漂ってくる気迫からは、戦争の結...
2016.11.07 02:30小豆島茶会/大塚智穂瀬戸内国際芸術祭の会期中にあたる10月29日、11月5日の2日間で小豆島茶会 「ようこそようこそ」 が開かれました。茶事をされた川西万里さんは大阪・中之島のデザイン会社 graf に所属されていて、とっても美味しい台湾烏龍茶との出会いをきっかけに、お茶について日々勉強されるように...
2016.11.01 03:00僕と落語 -4/蒲敏樹テレビで落語のチャンネルを探し、車では落語のCDを聴き、本屋では落語家さんの書いたものを探しては読みふけってはいたものの、恥ずかしながら20代後半までは生の落語は聴いたことがなかった。岐阜県出身の僕が、ひょんな事から京都住まいだったカミさんとお付き合いを始め、二人とも落語が大好き...
2016.11.01 03:00ドンドロ浜商店繁盛記5/小坂ひとみ 2016年3月20日、ドンドロ浜商店はどうにか開店にたどりつくことができた。 「商店」と名乗っているものの品物はわずかばかりで、なぜだか「おにぎりをメインで売る店」としてスタートをきったのだった。 人にお金をもらって自分の料理を提供するということは、とても勇気がいる。私もアイち...