2018.03.30 12:35左官はしゃかんでシャカンシャカン/小坂逸雄ボクの働くNPOでは移住体験施設という小豆島への移住希望者に向けた滞在施設を運営しているのだけど、なかなかの古民家なので施設始動から現在に至るまで少しずつ改良・改善・アップデートを繰り返している。どこまでやったら完成なのかわからないけど、どこまでやっても完成しないような気も最近は...
2018.03.16 08:00好気発酵のコンポスト その4/小坂逸雄毎朝送られてくるおっちゃんからの堆肥温度報告メール(温度計の写真付き)をたのしみしている今日この頃。牛糞堆肥・米ぬか、窒素分を添加した三日目に温度は70℃台に突入し、それを三日間キープした。四日目の朝に60℃台に下がったという報告を受け堆肥の切り返しをその二日後に設定した。切り返...
2018.03.10 10:35好気発酵のコンポスト その3/小坂逸雄この日曜日の夜から月曜日いっぱい、小豆島は嵐のような大雨に見舞われた。でもそのお陰で先日、中途半端に湿らせたままだった稲ワラはしっかりと水分を含んでくれたようだということを、おっちゃんからのメールで知る。ボクもそれを少し期待をしていたところだったから安心したし、得をした気分だ。そ...
2018.03.04 01:00好気発酵のコンポスト その2/小坂逸雄二月半ばから急にはじまったとあるおっちゃんとのコンポストづくりだが、どうやら注文していた稲ワラが届いたらしいという連絡を受け引き取りに向かった先は小豆郡で唯一という乳牛の牛舎。普段はサイレージ(発酵飼料かな?)を与えていて稲ワラは使ってないそうなのだけど飼料の買い付けのときについ...
2018.02.23 10:50大家の爺さんのシイタケづくりを手伝う2018 その1/小坂逸雄なかなか都合が合わなかったり、そして寒波が来たことで予定を見送っていたシイタケの原木づくりにようやく着手。原木用の木を切り倒したのはたしか去年の12月。2月にそれを切り刻んで、3月に入ったら菌を埋め込む。なんとなくだけどシイタケづくりのサイクルと作業が身についてきた。木を切り倒す...
2018.02.17 11:30好気発酵のコンポスト その1/小坂逸雄同じ集落のとあるおっちゃん宅でお酒を飲んでいたときに「×××をつくりたいんだけど先ずそのためには堆肥が必要なんだ。だからコンポストを作りたいんだ」と、熱く語られた。語り口調は熱いけど深刻な感じは無く、おっちゃんはニコニコとたのしそうに、そのウキウキさせる構想を延々と語る。コンポス...
2018.02.10 09:15木こりのYくん/小坂逸雄ここ最近は日本全国どこも同じだと思うけど、瀬戸内の小豆島も例外でなく寒い。あたたかいところという印象があるけどあくまで年間の平均気温が16度ということであって、冬はやっぱり寒いし冷え込む。バケツに張ってある水が凍っているときもある。そんな寒波がやってきたころ、同じ集落に住むYくん...
2018.02.03 14:25節分と鬼と相対性理論/小坂逸雄ここ数日続いているボクが勤めるNPOが運営しているシェアハウスの改装工事(自力)をしているときの話。今日も床を見つめながらクッションフロアを貼る作業を黙々としていたときのことだ。お昼のチャイムも鳴ったので、そろそろ休憩にしようかとキリのいいところを探しながら作業をしていると、その...
2018.01.19 10:40醤油チュルチュル/小坂逸雄この道具が好きになって久しいのだけど、この季節になると使う度にしみじみ「やっぱり素晴らしい!」と感動しているのがコレ(写真)。原理はよくわからないんだけど、たぶん水は高いところから低いところへ流れるということと、流れている液体(灯油)が逆流しない、ということがシンプルな構造と扱い...
2018.01.17 10:20いつもの/小坂逸雄この季節の恒例行事となったシイタケの原木切りに行ってきた。と言っても今回でまだ3回目。チェーンソーの扱いについてはそんなに経験を積んでいるわけでもないのに、大家のじいさんはアレとアレとアレを切ってくれとボクに指示を出す。それはまるでいつもの喫茶店で「いつもの」と注文をするような流...
2018.01.12 13:05「福が来た」と、じいさんは言った。/小坂逸雄年も明けたし大家のじいさんのところへ新年の挨拶に行かなきゃなぁと思っていた矢先、出会い頭的に原付に乗ったじいさんと遭遇。やあやあ元気そうだねと笑顔で手を振ると、じいさんは原付を止め「(新年)おめでとさん」と言いながらガサゴソと胸元の補聴器のスイッチを探しはじめた。胸元をガサゴソし...
2017.09.09 12:35ぷりぷりツルツル/小坂逸雄お盆あたりにやってきた台風が過ぎ去ると途端に秋めいてきて、海だ何だと沸き立っていた気持ちもスッと退いてしまった。干そうと思っていた梅干しも干しそびれ、8月はずっと夏なんだと思い込んでいた自分はすっかり季節に取り残されたまま早9月。未練がましく海へ行ってみると、お盆過ぎに出てくると...