醤油チュルチュル/小坂逸雄

この道具が好きになって久しいのだけど、この季節になると使う度にしみじみ「やっぱり素晴らしい!」と感動しているのがコレ(写真)。

原理はよくわからないんだけど、たぶん水は高いところから低いところへ流れるということと、流れている液体(灯油)が逆流しない、ということがシンプルな構造と扱い方に集約されていてパフォーマンス性が高いことが最大の魅力だと強く強く強く思う。電動式のものもあるけど「ちょっとコツを掴まないと使いづらい道具」ってのがボクを惹き付けている理由のようで、手動でタンクからタンクにズゴゴゴゴっ!と流れ出したときの快感はぜひ皆さんにも味わってもらいたいことのひとつです。

こういう “使いづらいけど実は知恵が詰まっているコトやモノ” で人を感動させる感じで、その船にのっても皆さんの生活の一部になれたら本望だよなぁと思っているけど、それはもはや歴史の「殿堂入り」の境地かもしれないので日々精進することにします。とにかく、この灯油のジュボジュボがめんどくさいなーと思っている方がいらっしゃったら、視点を変えて一度試してみてください、本当に。写真のように高低差を付けて使うことがポイントだと思います。




小坂逸雄
東京出身、小豆島在住。
2020年4月現在、高松にて養蜂の修行中。

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