イチジク イチジク イチジク/大塚智穂

今年はイチジクが豊作らしい。

車を運転しているとイチジクの木を沢山見かけるが、どれもたわわに実っていて、赤く色づいている実が確認できる。一斉に熟すわけではなく、青い実も沢山あって、赤く熟している実がチラホラある。そんな木を見かけると「お、食べごろやん」と思ってしまう。我が家の冷蔵庫の中に沢山のイチジクの実があるにもかかわらずだ。

今年はイチジクを本当に沢山いただいた。

ご近所の大川さんの家にもイチジクの木が2本ある。イチジクシーズンに入ってから何度いただいたかわからないくらいいただいた。西洋イチジクと日本イチジクの木があり、西洋イチジクは実が大きい。日本イチジクは実が小さいのだがとても甘くて、種類によってこんなに味が違うんだと感動する。

さらに「イチジクがあるけど食べる?」と聞いて下さる方がいて、今季は山ほどいただいた。そのお返しにいただいたイチジクで『胡麻とイチジクのタルト(卵乳製品不使用)』を作って冷やしておいたら、イチジクの美味しい部分をひとかじり、愛犬なみちゃんにやられてしまった…溜息。まあ、ワンコにもお墨付きをいただいた小豆島のイチジクということなんだな。

また今日も追加のイチジクを沢山いただいてしまったので、我が家の冷蔵庫にはイチジクのストックがとんでもないことになっている。そのまま食べたり、きび砂糖と炊いてヨーグルトに入れたり、ケーキにのせたり、ケータリングではマリネにしたりと、とにかく今年はイチジクを堪能しまくっている。こんなに食べて…いいのだろうか…。

大塚 智穂

パンに豆乳カスタードを塗り、生のイチジクをのせてパクリ。

胡麻とイチジクのタルト。愛称バッチリ。愛犬ナミちゃんにひとかじりやられてしまった。

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