きゅうりとトマト/大塚智穂

今年の一歩農園の無農薬野菜はとても順調で(とはいえ、きゅうりとトマト)、2人と1匹暮らしの我が家では十分過ぎるほど収穫できている。

ミニトマトは赤くなったものから、わんこのナミちゃんが片っ端から上手に採って食べる。我々も食べる。それでも食べきれない。きゅうりに至っては1日でも収穫するのを怠ると、とてつもなく大きなきゅうり(我が家では「おばけきゅうり」と呼んでいる)に変身してしまう。

そんな具合で夏野菜はとても元気で、食べても食べても減らないどころか、増えて増えて仕方がない。さらに、野菜を作っている人からも「沢山出来たから!」といただくことも多い。それがまた、同じ時期に、みんなが同じ野菜を作るので、夏はトマトときゅうりが増えに増え、途方に暮れるほど集まることも珍しくない。

そんなきゅうりとトマトも、生のまま食べていてもなかなか減らない。

さらに時間が経つと鮮度が落ちてしまうので、とてももったいないし、次から次へと出来るので、食べ方にも工夫が必要になる。

干しましょう。

切って干すだけ。

簡単です。

あんなに大量にあったきゅうり。

干して干して干しまくります。

驚くほど少なくなります。

いえ、少なくなったように感じるだけです。

ちゃんと美味しいものに変身出来るのです。

きゅうりはお好みの幅にスライスして、1~2日干します。

お酢:お醤油を1:1

刻み生姜、ミョウガ、青じそ、ごま、切り昆布などお好みで入れて冷蔵庫で1日置きます。

美味しいお漬物の出来上がり!お塩を振って重しをして…といった手間も省けるし、その分の塩分も控えられる。これ、本当にオススメです。美味しいです。

ミニトマトは半分に切って軽くお塩をふり、干しカゴや干網に入れて天気の良い日に1~2日干します。お日様の力を借りると、ギュッと旨味の詰まったセミドライトマトになります。そのまま食べても良いし、オリーブオイルに入れて保存してもよし!それを刻んでパスタに入れてみてください。驚くほど美味しくなるはずです!

大塚智穂

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