2020.05.26 09:11いつのまにかあなたはそのドアの前にいた 後編 / 岡村友章祖父の故郷である徳島県の山里を訪ねたことがきっかけとなり、日本茶の世界のドアを開けることになった。まずはお茶を買って飲んでみようと思ったが、どのお店に行けばいいのか見当もつかず、当時は京都市に暮らしていたこともあって繁華街の有名店を訪ねることにした。促されて奥のカウンターに腰かけ...
2020.05.26 01:07鈴木農園の豚肉が届いた昨年の秋頃にインタビューさせてもらった放牧養豚を営む鈴木農園さんの豚肉を注文した。島外には発送されていて、島内に住む人には鈴木さんが直接配達してくれる。直接買いに行こうと思っていたのだけれど、私の暮らす集落からほかにも3軒ほど注文が入っていたようで、お言葉に甘えて届けてもらうこと...
2020.05.18 11:27家庭菜園一昨日のシトシト雨から一転、昨日は気持ちのいい晴れだった。予定が立てにくく、行動が制限されてしまった昨今。この機会に家庭菜園をはじめてみた。島に来るまで自給自足にさして興味がなかったのだけれど、島で生活しているうちにいつでも畑を始められそうな環境があり、やってみたい気持ちが育って...
2020.05.16 08:59いちご相変わらず「ほんまかいな」と思わずこぼれてしまうニュースが続いているけれど、視点を自分の日常にシフトさせて、「うん、ちゃんと本当もある、ある」と心を落ち着かせる日々。最近、知り合いの農家さんが育てたいちごを購入して、ジャムを作ろうとしたのだけれど、あまりに美味しくて、全部普通に生...
2020.05.15 09:13小豆島「本」通信 2 「めぐる季節」/ 田山直樹小豆島に暮らし始めてそろそろ1年。今年の冬は例年になく暖かかったけど、それでも春がやってくると気分がムズムズしてくる。小豆島で暮らしていると、季節の移り変わりが目に見えて分かるのが嬉しい。もはや仕事終わりの日課である、夕暮れ時の海岸散歩などをしていると、日に日に日没の時間が長くな...
2020.05.10 04:1675歳になりました 5/ 平野公子ここ数ヶ月、新型コロナウイルスはどこの国にも等しく誰にも等しく、多大な禍を降り注いでいる。ウイルスの姿は見えない、良い事も悪い事もけたたましく情報だけが行き来する。実に騒がしい。特にテレビがひどい。私見たくもない。もう勘弁して欲しいよ、おぼっちゃんたちの政治家なんて引っ込んで欲し...
2020.05.06 13:04植物調査先輩の田んぼの植物調査を見学してきた。農薬を使わないからたくさんの種類の野草が自生している。レンゲのタネが落ちたら、草を刈って水を張るそう。レンゲのタネは田んぼの肥料になるらしい。
2020.05.01 02:45放牧養豚をなりわいに-自然の循環のなかに自分の仕事をつくる生き方- 山の丘陵な斜面にオリーブやミカンの木が続く道。遠くには凪いた瀬戸内海が見える。「ブー、ブー」と聞こえてくる鳴き声の方に向かうと、エサをもらえると思った豚が電気柵のギリギリまで近づいてくる。養豚場を訪ねると鈴木農園の鈴木博子さんが1歳の息子アル君と一緒に出迎えてくれた。