おいっこゆうぴい小豆島へ/大塚智穂
すでに1ヶ月前の話になりますが、私の甥っ子(3歳)のゆうぴいが、小豆島へ遊びに来てくれました。はじめての小豆島は私の妹であるお母さんとのふたり旅。電車と新幹線を乗り継いで、バスで港まで行き、最後はフェリーに乗って海を渡り小豆島へ。
今年の夏は本当に暑く、日中あまりウロウロしても体力を消耗してしまう。我が家のちびすけを連れて3歳児を楽しませるにはどこへ行ったらいいかしら。。。せっかくだからゆうぴいにも興味がありそうで、小豆島へ来たという思い出に残る場所がいいな…というわけで、お醤油蔵の見学に行くことにしました。なんせ、ゆうぴいは鉄火巻が大好きで、いっちょ前に、ちゃんとお醤油をつけながら食べるのです。
行ったのは「ヤマロク醤油」さん。
営業時間中はお醤油蔵を見学させてくれます。蔵へ入る前に服についたホコリをはらい、いざ蔵へ。大きな大きな木の樽が並ぶ蔵の中は、お醤油と木桶の独特な香り。蔵のお姉さんがお醤油のこと、菌のことなど、丁寧に説明してくれます。
最後は利き酒ならぬ「利き醤油」も体験。菊醤、鶴醤(再仕込み醤油)、ポン酢、だし醤油。指先にチョンとつけてペロリ。ウンウンとうなずきながら味見しておりました。本物の味は年齢関係なく分かるものなんだなあと、改めて関心したのでした。
大塚 智穂
蔵のお姉さんの説明をいっちょ前に聞くゆうぴい。後ろ手に立つその立ち方はじいちゃんそのもの。子どもはよく見ているなぁ。
階段をあがると木桶を上から見ることができます。そこには発酵途中のもろみが入っています。
ゆうぴいは美味しい物はしっかり食べる子で、微妙な物はあまり口をつけない子。そんなゆうぴいが、利き醤油を通り越してペロペロペロリと舐めまくっていました。汗もたくさんかいたから美味しさもひとしお。
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