味噌作り/大塚智穂

朝10時。

参加者7名にざっくり流れを説明し、味噌作りスタート。

【味噌作りの流れ】

生の米麹をほぐし、塩と合わせて「塩きり麹」をつくる。茹でて柔らかくなった大豆をつぶす。つぶした大豆と塩きり麹をよくまぜ、こぶし大の味噌団子をつくる。焼酎などで消毒した保存容器に塩をふり、味噌団子を容器に入れていく。その際、空気が抜けるように、容器に投げつけるようにしていれると空気が抜けてなおよし。全て入れ終わったら表面を平らにして塩をふり、空気が入らないようにぴっちりとラップなどで覆い、重しをのせる。さらに新聞紙などで上蓋をし、温度変化の少い場所へ置き、夏を過ぎれば完成!今回使用したのは大豆6キロ、米麹9キロ、塩3キロで28キロ分のお味噌が完成。それぞれの保存容器に入れて各々保管してもらうことにした。

今回のワークショップはごはん付き。去年仕込んだ残り僅かなプレミアム味噌(豊島の大豆、小豆島の麹、小豆島の御塩)を使った具沢山のお汁に蒲さんの減農薬米、小豆島のひじきを炊いたやつに卵焼き、おからバーグを用意した。お味噌作りは全身運動。全部仕込み終わるのに3時間ほどかかったので皆お腹も減っている。また、普段は作る側の女性陣。作ってもらったごはんを食べる機会も少いし、皆で食べるというのがさらに美味しくしてくれて「おいしい、おいしい」と、いろんな話をしながらのお昼ごはんとなった。

それにしても、女性が7人集まると華やかで賑やかでトークが途切れることがない。あれだけ大量の豆もあっという間にお味噌になったし、片づけもあっという間だし、連携プレーがすごかった。改めて女性のパワーは凄いなぁと思った。

さて。

自宅用に9キロの大豆が保管してあるので、これは1人でお味噌にしなくては。

もう春が来ちゃったよ。

大塚 智穂

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